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PDFlib PLOP / PLOP DS

PDFlib PLOP は PDF ファイルの修復、リニアライズ、最適化、暗号化(および権限の設定)、復号化が可能な製品です。PDFlib PLOP では下記のようなことが可能となります。

  • PDF ファイルのリニアライズ: インターネット越しの転送やアクセスが早くなります(バイトサービング)
  • PDF ファイルの最適化: ファイルから不要となったゴミや冗長なオブジェクトを除去します。
  • PDFファイルの暗号/復号化: ユーザパスワードとマスタパスワードを使用して、ファイルを暗号/復号化、印刷禁止など、権限の設定や解除
  • PDF ファイル内のデータを取得: pCOS のインターフェースを使って、PDF内の様々なデータを取得
  • [PDFlib PLOP DS のみ] PDF ファイルへのデジタル署名機能: PDF ファイルにデジタル署名を付与できます。

PDFlib PLOP 4/PLOP DS 4 で追加された機能

PLOP 4/PLOP DS 4 では PDF ファイルに XMP メタデータの挿入や、XMP メタデータの抽出が可能になりました。

挿入された XMP は出力が適切なものなることを確認するために検証されます。読み込むPDFファイルがPDF/A-1標準に準拠している場合、XMPは PDF/A標準に沿ったものである必要があります(PLOP により、PDF/Aファイルや XMP が PDF/A標準に正しく準拠しているかどうか確認されます)。

PLOP DS 4 では、PKCS#11 の Cryptoki(Cryptographic Token)に対応しました。Windows, Linux, Solaris において、PLOP DS では標準的な PKCS#11 のインターフェースを経由して、Cryptoki を追加できます。このインターフェースを利用することにより、署名の生成にスマートカードやUSBスティックなどのデバイス上のデジタルIDを利用することが可能になります。また、キーボードを内蔵したデバイスによる安全な PIN の入力にも対応しています。

PLOP/PLOP DS の機能

リニアライズ

リニアライズされたPDFファイルは、文書の最初のページが表示されている間にその裏でファイルを転送することが可能となるため、Web上でユーザがPDFファイルを表示した場合に、転送時間が短く、また参照にもあまり時間がかからないよう見せることができます。

最適化

PLOP では品質を落とすことなく、PDFファイルのサイズを非常に小さくすることが可能です。

ゴミや不必要なオブジェクト(未使用の埋め込みフォント等)をPDFファイルから取り除いてファイルサイズを小さくできるため、高負荷環境での取り扱いが楽になります。言うまでもありませんが、ファイルの中身には何の悪影響も及ぼしません。

修復モード

壊れたPDFファイルを検出し、可能であれば自動修復します。

セキュリティ

PLOP はユーザパスワードおよびマスタパスワードや、アクセス権限の設定・解除が可能です。これにより、印刷禁止やテキストの抽出や編集を禁止することができます。PLOP は RC4 や Acrobat 7 から導入された AES 暗号にも対応しています。PLOP のセキュリティ機能により、下記のようなことが可能となります。

  • ユーザパスワードやマスタパスワード(あるいはその両方)で、PDF ファイルを暗号化
  • (マスタパスワードを知っている場合)PDFの暗号化を解除
  • 印刷禁止やテキスト抽出の許可など、アクセス制限の設定・解除(マスタパスワードを知っている場合)
  • セキュリティ情報(ユーザパスワードやマスタパスワードで暗号化されているかどうか)、暗号化の方法(Acrobat標準セキュリティやWebBuy等)、アクセス権限、文書情報の確認

メタデータの読み書き

文書情報の読み書きに加え、XMP メタデータの自動同期(XMP メタデータを変更すると、文書情報も更新されます)にも対応しています。

PDF ファイルの情報を取得

PLOP に統合されている pCOS の機能 を使用することにより、PDF ファイルの情報を取得することが出来ます。

ライブラリおよびコマンドラインツールの提供

PLOP では各開発言語用のライブラリ(コンポーネント)と、バッチ処理向きのコマンドラインツールを用意しています。どちらも同じ機能を提供していますが、それぞれ適した処理が異なります。

PLOPは単体で動作する製品であり、PDF ファイルの読み書きや暗号化を行うためにサードパーティ製のソフトウェア(あるいは PDFlib/PDI/PPS)を必要としません。

電子署名に対応(PLOP DS のみ)

PLOP DS は Adobe Reader および Acrobat 6 以上で検証可能な、標準的な署名の作成機能を提供します(PLOP DSのみの機能です)。

  • PKCS#12 および、pfx 形式内のデジタル ID を使用し署名を行います。 Windows 上ではOSにインストールされている証明書ストア(Windows Certificate Store)を利用することもできます。
  • 既存の署名フィールドあるいは新規フィールドを生成して、署名を作成できます。生成された署名は非表示、あるいはページの特定の位置に表示することも可能です。また、署名理由や署名の場所など、Acrobat で表示可能な、いくつかの署名のプロパティを指定することもできます。
  • PLOP DS は Acrobat 9 までのすべての PDF に対応しています。署名の付加と同時に、PDF の暗号化およびパスワードや権限の設定も可能です。
  • PLOP では署名生成時のハッシュに SHA-1 を使用しており、また署名のアルゴリズムとして4096ビットまでのキー長の RSA および DSA をサポートしています。

PLOP DS 内蔵の暗号化エンジンを暗号用のハードウェアや認証された暗号化ソフトモジュールなど、任意のエンジンに置き換えることも可能です。

その他の利点

PLOP は PDF/A にも対応しています。読み込む PDF ファイルが PDF/A 標準に準拠している場合、出力する PDF ファイルは PDF/A のままであることが保証されています。同様に PDF/X にも対応しています。

PLOP は PDF をファイルやメモリから直接読み込むことが可能なため、PDFlib と簡単に連携可能です。例えば PDFlib と PLOP DS を利用して、PDF での請求書の作成と署名の付加を行うことができます。

PLOP の試用

PLOP に同梱されているコマンドラインツールおよびライブラリはライセンスキーを設定しない状態でも全ての機能を利用することができますが、出力する PDF ファイルのメタデータおよび先頭に、評価版の旨の PDF ページが追加されます(下記の条件を満たした場合には、追加されません)。

  • ユーザパスワードやマスタパスワードとしてdemo もしくは DEMO という文字列を指定した場合
  • common name(CN)にdemoもしくはDEMOという文字列を含んだ digital ID で署名を付加した場合(テスト時に利用できる digital ID は PLOP のアーカイブファイルに同梱されています)

内蔵の pCOS の機能は、10ページ未満・1MB未満のPDFファイルに限定されています。ライセンスキーを設定していない状態の PLOP/PLOP DS は評価のためのみにご使用いただけます。ライセンスキーを設定することでこれらの制限は無くなり、正規版としてご使用いただくことが可能となります。